JA白山は石川県金沢市の南西部に位置し、石川、福井、岐阜、富山の4県にまたがる面積47700haにも及ぶ白山国立公園や、石川県最大の流域を誇る「手取川」が田畑を潤し豊かな自然に恵まれています。
海側から「美川」地区、「鶴来」地区、「手取」地区と区分されておりその中でも食味のすぐれている標高190メートル~450メートルの「手取」地区のお米を製品化しております。
白山は、最高峰の御前峰(ごぜんがみね・2702m)を中心に、大汝峰(おおなんじみね・2684m)、剣ヶ峰(けんがみね・2677m)、別山(べつざん・2399m)を主峰とする峰々の総称です。面積47700haにも及ぶ白山国立公園として大勢の登山者に親しまれ、ユネスコの生物圏保存地域に指定されています。
白山の山頂から流れる雪解け水は、山に暮らす動植物の命を支え、手取川(てどりがわ・石川県)、九頭竜川(くずりゅうがわ・福井県)、長良川(ながらがわ・岐阜県)、庄川(しょうがわ・富山県)の4水系になり、大地を潤します。
白山を源に、一部は長い年月をかけて地中を流れる伏流水となり、手取川扇状地を潤す潤沢な地下水脈が人々の暮らしに大きな恩恵を与えています。
白山に源を発する伏流水は酒作りにも最適「白山菊酒」は国税庁の日本酒の産地呼称制度第1号に指定されるなど良質の銘酒を醸しだすなど定評でJA白山の高品質な米作りがその一端を担っています。